高速・高品位加工

荒加工において、工具負荷の変動が少ないカッターパスを作ることができます。
繰り広げ、または繰り狭めの動作で、加工形状に適したカッターパスを作成します。

指定した工具で加工できる範囲を自動的に判別します。
深彫り加工の場合、突き出しの短い工具で削れる領域と、長い工具でないと削れない領域に切り分けて加工することで、加工時間を短縮します

前加工の削り残し部分を常に認識し、次の工具での無駄なエアカットやアプローチ動作を最小限に抑えます。

前回のカッターパスから、半ピッチ分をずらしたカッターパスを自動作成します。 取り代の急変によるチッピングを防ぎ、工具寿命を延ばします。

カッターパスの角の部分にコーナRを自動挿入して、コーナ部の食い込みを防ぎます。
工具負荷の急変による、工具破損を未然に防ぎます。

モデルの形状に応じた最適なカッターパス加工が行えます。
傾斜面は等高線加工、平坦部には走査線と、自動的に形状に応じたカッターパスを設定します。
均一な加工面になるため、微細工具による追い込み加工が無理なく行えます。

等高線加工の軌跡を基に、スパイラル動作で作成します。
高精度加工用に最適化された機能で、特にレンズや電極など小さな形状の加工に効果的です。

指定した断面に対して、均等なステップになるような等高線の軌跡を作成します。
均一な加工面になるため、微細工具による追い込み加工が無理なく行えます。

前加工で削り残る部分を自動的に計算しカッターパスを作成します。
パスは等高線、領域沿いを傾斜角度で分けることもできます。

指定した閉ループ曲線を基準に、形状に対して均等なカッターパスを作成します。

指定した開曲線を基準に、形状に対して均等なカッターパスを作成します。
緩急のある形状に有効です。

3次元の曲線/エッジ上にカッターパスを出力します。
3次元形状だけでは難しい動きを、NCプログラム化することができます。

複数の曲面に対し、滑らかな仕上げカッターパスを作成します。

なだらかな形状でも、削り残しのないカッターパスが作成できます。
形状に凹凸が多い、ダイカスト金型などで大きな効果を発揮します。

指定したエッジがピン角に仕上がります。パーティングライン、スライド、押切りなど、エッジを出したい加工に効果的です。

左図右：等高線角だし あり

各Zレベルを、繰り返し加工するパスを出力します。磨きやバリ取りが困難な小さい形状で、特に有効です。

左図 : 一回切削
右図 : バリ除去動作1回追加

形状の平面を自動検索して、平面のみにカッターパスを出力します。

形状の平面を自動検索して、平面部のキワ部のみにカッターパスを出力します。

単純な輪郭線上にパスを出力。工具径補正コードに出力する場合にも使用します。2Dだけでも利用可能

ドリル・タップ・リーマ・ボーリング・面取りカッタなどの工具を用いた穴加工に対応しています。

形状が入り組んでいる箇所を自動検出し、工具に負荷のかからないピッチで、渦巻き状に切り込むパスを作成します。エンドミルでの高速加工が可能です。

輪郭線やパラメータの指定のみで、2～2.5軸のコア・ポケット形状のカッターパスを作成できます。