FFAUT V.23.0 新機能
加工系
【2D輪郭加工】糸面取り加工機能を追加
面取りカッターを使用して、エッジ部分に対し、指定した面取り幅で面取り加工をします。

【等高線荒加工】[平面自動認識]機能に[平面部のみ出力]機能を追加
[平面部のみ出力]機能使用すると、自動認識した平面がある部分のみ(下図赤枠)に等高ステ面加工パスが出力されます。これにより加工時間の短縮をすることができます。

【削り残し加工】[最小検出取り残し量]の設定値を、工具直径に対する割合の値で自動設定できる機能を追加
機械パラメータ設定画面で、各加工の[最小検出取り残し量]の初期値を、工具直径に対する割合の値に変更できるようになりました。
【等高投影加工】[領域検出精度]の設定値を自動算出の値で自動設定できる機能を追加
機械パラメータ設定画面で、等高投影加工の[領域検出精度]の初期値を自動算出の値に変更できるようになりました。
NCファイルの拡張子を機械ごとに設定できるように改善
機械パラメータの[NCファイル拡張子]に関する設定項目を、[NC出力パラメータ]から各機械の[FFPOSTパラメータ]に移動し、出力するNCファイルの拡張子を、機械ごとに設定できるようになりました。
[穴あけ加工ATC時の安全位置出力モード]を機械ごとに設定できるように改善
機械パラメータの[穴あけ加工ATC時の安全位置出力モード]の設定項目を、[NC出力パラメータ]から、各機械の[機械パラメータ]に移動しました。
機械パラメータの機械リストに新機種を追加
以下の機種を追加しました。
iQ500,V100S,v61,a71nx,a92,a120nx
機種追加は、工程データの機種名選択にも反映されます。
操作系
工具の刃長パラメータの設定項目を改善
FFAUTV.23では、[工具選択]画面の[刃長]に設定した値を、CSGインタフェース、Vericutで作成される工具データに出力します。
プロフェッショナルデータ出力画面のプロジェクト名に特定の半角記号を使えるように改善
[プロフェッショナルデータ出力]画面の[プロジェクト名]に、従来の半角英数字に加え、半角記号の「-(ハイフン)」と「_(アンダースコア)」を入力できるように改善しました。
FF/SIM
削り残し色、コーナR色の設定色をランダムに設定する機能を追加
[加工データ設定]の[削り残し色設定]と、[計測]の[コーナR]の色設定画面に、設定色をランダムで自動設定する機能を追加しました。


シミュレーション設定の干渉チェック条件の初期値を変更
[シミュレーション設定]の[干渉検出設定]のチェック条件を、初期値で干渉検出動作を行う設定に変更しました。
シミュレーションを実行すると、下記項目の干渉検出も自動的に実行されます。
- カッターの早送り移動時の衝突チェック
- ホルダ・シャンク干渉チェック
- 加工形状の食い込みチェック
その他
FFAUTヘルプのファイル形式を変更
FFAUTヘルプを、Webブラウザで閲覧するHTMLファイルから、単独で閲覧するヘルプファイル(chm形式)に変更しました。
目次メニューのほか、キーワード検索、任意の語句入力による検索機能が加わり、目的のトピックが見つけやすくなりました。