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V.20.0 主な新機能

加工系

レンズバレル工具に対応

レンズ工具とバレル工具を融合した新世代工具にいち早く対応。
曲面の加工において、同じ工具直径のボールエンドミルよりもステップを大きくとることができ、加工時間を短縮できます。

テーパネックの多段活用

工具のシャンクを最大5段まで設定できるようにしました。
実際の工具に近い工具形状を登録できるため、シャンク部分の干渉チェックをより正確に行えます。

シャンク1段(従来)
シャンク2段
シャンク5段

2ピースホルダへの対応

ホルダ登録時に、ホルダ本体とコレットを別々に登録、組み合わせて使用できるようにしました。

コーナR部加工

溝部パスの抑制機能を追加

削り残し部が溝形状であるかどうかを判定して、[領域沿い]の軌跡を抑制します。
溝部においてカッターパスの乱れが発生することを回避します。

領域沿い

指定した“溝角度”以下の溝で、カッターパス生成を抑制します。

等高+領域沿い

指定した“溝角度”以下の溝に、等高線加工のカッターパスを生成します。

傾斜角度によるパス出力抑制機能を追加

コーナ部の傾斜角度によって工具軌跡の出力範囲を指定することで、各加工モードで適切な領域のみに工具軌跡を作成することができます。
それぞれの加工方法が適さない領域(等高では緩勾配、領域沿いでは急勾配)に工具軌跡が作成されるのを防ぐことができるため、パラメータや加工条件の調整が不要となります。
[等高]、[領域沿い]、[ペンシル]で使用可能です。

パラメータ初期値を変更

クリアランスの初期値を工具率 50% から 0% に変更

エアカットが減少され、加工時間が短縮します。
コーナR部加工の工具軌跡を実際よりも多く出力し、周囲の加工の加工領域とオーバーラップしたい(重ねる)ときにクリアランスを指定してください。

高精度モードのチェックを OFF から ON に変更

より精度の高い削り残し形状を元に工具軌跡を作成します。
[高精度モード]がONのときは、削り残しを小さく認識する傾向があります。また、演算時間は長くなる場合があります。 用途に合わせて、ONとOFFを切り換えて使用してください。

[高精度モード]:ON

[高精度モード]:OFF

経路加工と3D曲線加工にジグザグ動作を追加

逃げ動作が発生せず、加工時間を短縮します。 経路加工と3D曲線加工で使用できます。

左図:一方向のZ追い込み、右図:ジグザグ動作のZ追い込み

平面認識精度パラメータを追加

従来の平面加工に加え、等高線加工、コーナR部加工、薄リブ加工、キワだし加工にも対応!
平面認識に対する許容値を持たせることで、平面として認識されにくい、微小に湾曲・傾斜した面でも、平面として工具軌跡を作成できます。

平面認識精度 :
Z方向の振れ幅が指定した値以下の曲面を、水平面として認識します。

工具軌跡は、曲面内でZ軸方向に対して最も高い位置を平面として作成されます。

通常モードでのストック保存に対応

平面加工とキワだし加工で対応。
「高精度モード」に比べ、削り残しの検出精度は落ちますが、計算時間を短くできます。
計算時間を優先したい場合などに選択ください。

軌跡生成/バッチ画面にワーク原点設定を追加

機械姿勢描画およびFF/SIMの機械シミュレーションで使用するワーク原点を、[軌跡生成/バッチ]画面で設定できるようにしました。

非表示オブジェクトを表示する機能を追加

非表示オブジェクトの存在を知らせるメッセージウィンドウをクリックすると、非表示のオブジェクトを一時的に(設定画面を閉じるまで)表示できます。
工程や加工を設定する際、登録されているオブジェクトの確認が容易になります。

機械姿勢描画でのワークモデル指定方法を追加

ワークモデルとして加工形状や素材形状も指定できるようになり、STLモデルを作成しなくても機械姿勢描画を行うことができます。

機械パラメータの機械構成要素設定を改善

従来の設定画面から、新たに専用の設定画面へパラメータを集約し、これまで設定できなかった機械構成の工作機械も登録可能になりました。直動軸を3軸まで、回転軸を3軸まで設定できます。

設定例:

  • 3軸機械、4軸機械、5軸機械、6軸機械
  • Z軸以外の工具方向の機械(アングルヘッドなど)
  • 主軸回転機械、テーブル回転機械、主軸側とテーブル側両方に回転軸がある機械
  • 傾いた回転軸を持った機械
  • 傾いた直動軸を持った機械

挿入文パラメータの仕様を変更

FFAUTのポストプロセス機能を一新し、FANUC社製以外の制御装置にも対応!
挿入文の設定画面を変更し、NC出力のための自由度の高いカスタマイズを行えます。
従来の挿入文で行える編集は、お客様自身で行っていただくこともできますが、より高度なカスタマイズをお望みの場合は、ポストカスタマイズサービス(有償)もご利用ください。

工具先端点制御Type2(G43.5)への対応

機械の軸構成に依存しない回転軸の指令が行えます。
また、回転軸中心がX/Y/Z軸に対して傾斜している加工機に関しては、工具先端点制御Type2で指令する必要があります。

プロフェッショナルデータ出力機能を追加

「コリジョンセーフガード」および「ワークプラン」用にデータを出力するインタフェースを、[プロフェッショナルデータ出力]機能として統合しました。

【FF/SIM】
[シミュレーション情報/断面]にモデル透過機能を追加

切削ワークと加工形状のモデルの断面を透過して確認できます。
シミュレーション設定を[拡張(3-5軸)]モードにし、[データ作成(詳細)]でシミュレーションを実施したときに使用できます。

CL編集機能の操作性を改善

  • 各機能の選択方法をツールバーのドロップダウンリストに変更。
    操作に無駄がなくなり、操作性が向上しました。
  • CL編集のブロック単位削除の新設。
    削除対象のCLを要素で限定することで、操作ミスを防ぎます。
    「Zレベル」、「切削」、「セグメント」、「アプローチ」単位で選択が可能です。