付加軸を活かした加工

割出し荒加工

削り残し部分を対象とした、無駄のない加工が行えます。
加工エリア毎に、最適な角度でワークを割り出します

割出し中仕上げ加工、割出し仕上げ加工

周速ゼロの工具先端での加工を回避するために、ワークを最適な角度に割り出します。 良質な加工面が得られます。

加工方向指定機能

直接数値入力指定

オペレータが加工部分の確認をしやすいように、機械の割出し角度を任意に指定できます。

機械姿勢の変更

工具とワークに加え、構造体を含めた状態で、干渉の確認が行えます。
パス計算前に機械の姿勢を確認できます。

ストロークチェックと最小設定単位チェック

演算前に、設定した割出し角度が機械の仕様と合致しているか確認できます。

様々な制御機能に対応

  • 3軸のNCプログラムで任意の傾斜面に加工できる、「傾斜面割出し指令」に対応。これにより、2+3軸加工が容易になります。
  • 工具の姿勢が頻繁に変化する5軸加工でも指令経路通りに動作させる「工具先端点制御」に対応。これにより、機械やワーク設置位置、工具長が変わる度にNCプログラムを作り直す必要がなくなります。