付加軸を活かした加工
割出し荒加工
削り残し部分を対象とした、無駄のない加工が行えます。
加工エリア毎に、最適な角度でワークを割り出します。
割出し中仕上げ加工、割出し仕上げ加工
周速ゼロの工具先端での加工を回避するために、ワークを最適な角度に割り出します。
良質な加工面が得られます。
加工方向指定機能
割出し角度算出機能
工具と加工形状が干渉しない、適切な「加工方向」と「突き出し長」を自動算出します。
干渉しない適切な角度を算出するために、かかっていた工数を大幅に削減できます。
直接数値入力指定
オペレータが加工部分の確認をしやすいように、機械の割出し角度を任意に指定できます。
機械姿勢の変更
機械の構造によっては、割出し角度が2パターンある場合があります。
オペレータにとって加工部分が見やすい加工姿勢を選択することができます。
面ピック方向指定
形状から割出し角度を決定します。角度のついた平面部を加工する際に便利です。
機械姿勢確認機能
機械姿勢の確認
工具とワークに加え、構造体を含めた状態で、干渉の確認が行えます。
パス計算前に機械の姿勢を確認できます。
ストロークチェックと最小設定単位チェック
演算前に、設定した割出し角度が機械の仕様と合致しているか確認できます。
アンダー部表示機能
指定した加工方向から裏側になる面を赤色表示するため、事前に切削可能な範囲を確認できます。
様々な制御機能に対応
- 3軸のNCプログラムで任意の傾斜面に加工できる、「傾斜面割出し指令」に対応。これにより、2+3軸加工が容易になります。
- 工具の姿勢が頻繁に変化する5軸加工でも指令経路通りに動作させる「工具先端点制御」に対応。これにより、機械やワーク設置位置、工具長が変わる度にNCプログラムを作り直す必要がなくなります。